無垢材とは?

「無垢材」とは、天然木の丸太から切り出した一枚板を加工したものです。

 

一方、「無垢材」と比較される「集成材」とは、薄くした木板を接着剤で張り合わせてブロック状にした木材です。
床材として使用される場合、「複合(合板)フローリング」と呼ばれ、無垢フローリングより安価なのが特徴です。

 

傷や汚れに強い半面、無垢フローリングに比べると若干踏み心地が硬く、冬は踏み心地が冷たく感じます。

種類にもよりますが、一般的には「無垢材」のほうが空気を多く含んでいるため、保温性や断熱性が高い特徴があります

 

無垢材の種類

無垢材の種類は、広葉樹と針葉樹のふたつに分類することができます。

広葉樹…オーク、チーク、ウォールナットなど
針葉樹…スギ、ヒノキ、パインなど

 

一般的に内装材に用いる広葉樹は、重く硬いのが特徴で、強度があり傷が付きにくい材質。針葉樹は軽くて柔らかいため、歩行感や肌触りの良さが特徴です。

 

それぞれ多くの樹種があり、フローリングに用いられる商品も豊富なバリエーションが揃っています。

 

材質や名称、産地など異なるケースもあるので、検討する際には商品としての建材の特性を前もって確認することが大切です。