そもそも床下断熱とは?床暖房とは?
床下断熱
床下断熱とは1階の床から熱が逃げないようにするために床下から床の裏側に設置されている断熱材の事をいいます。
床下断熱に使われる断熱材には
- グラスウール
- 押出法ポリスチレンフォーム
- 現場発泡のウレタンフォーム
など、様々な断熱材の素材や設置方法があります。
床暖房
床暖房は、フローリングのすぐ下に設置されている床を暖めるための装置の事をいいます。
床の温め方も様々で
- 電気ヒーターで温めるタイプ
- 温水を循環させて温めるタイプ
などがあります。
床暖房にとっても床下断熱は必要不可欠!
暖房器具の効果を最大限発揮するには、影の存在である断熱材がとても重要です。
部屋で生み出された熱はどんどん部屋の外に逃げていきます。
床暖房が元々設置されていて、床上では床暖房を使っている状態で床下の診断を行うことがありますが、床暖房をつけている部屋の床下だけ「暖かい」と感じることがあります。
これは生み出された熱が床下に流出している何よりの証拠で、エアコンをつけながら窓を開けっ放しにしているのと同じ状態で、余計な光熱費がかかっていることになります。
床暖房の性能を十分に発揮するにも、まずは床下の断熱性能を優先的に確保することが賢明です。