レンジフードから異音が出たら音の種類をチェック

レンジフード内の換気扇から異音がする場合、まずはどんな音がするかチェックしてみましょう。
音の種類によって、異音の原因をある程度絞ることができます

 

ゴー、ボー、ブォーなど、重たい低音

「ゴー」という重たい低音は、レンジフードの異音の中でもよく見られる現象で、換気扇のファン(羽)部分にたまった油汚れが原因として考えられます。

レンジフードをていねいに掃除し、油汚れやホコリを取り除くことで解消されます。

 

キュルキュル、キュキュ、チチッなど、乾いた摩擦音

「キュルキュル」「チチチ」などこすれるような音が出る場合は、ファンの回転軸のオイルが不足している可能性があります。

乾いた摩擦音が気になってきたら、潤滑油を差すようにしましょう。

 

最近はスプレータイプの潤滑油が主流で、使いやすいのでおすすめ。潤滑油をつけ過ぎると、換気扇を回したときに油が飛び散ってしまうので注意しましょう。

 

キィーン、キーン、キィーなど、耳障りな高い金属音

「キィーン」といった耳障りな金属音、高音が鳴っているのは、レンジフードや部品の経年劣化、または故障が原因の可能性が高いです。

経年劣化や故障が原因の場合は、セルフメンテナンスや清掃で対処するのは難しいです。

 

修理や部品交換、レンジフードの交換が必要な場合がありますので、早めに専門業者へ連絡をして点検をしてもらいましょう。

 

カラカラ、カカカッなど、部品がぶつかるような音

換気扇が回るたびに「カラカラ」といった音が出る場合は、モーターや回転軸に異常がある場合が多いです。

潤滑油不足で回転に不具合が出ているなら潤滑油の塗布で改善することがあります。

 

しかし、モーターの異常は自分で判断するのが難しいので、潤滑油を差しても改善しない場合は、専門業者へ連絡して点検してもらいましょう。

 

ジー、ジジー、ジジジなど、一定の大きさで響く低音

「ジジジ……」という音の原因は、レンジフードについたサビにあることが多いです。

 

キッチンは湿気が多い場所なので、環境によってはレンジフードやモーター、内部部品がサビついてしまうこともあります。

レンジフードや部品のサビは、セルフメンテナンスで除去できないので、専門業者へ依頼しましょう。

 

サビた部品の交換が必要かどうか、また清掃方法など対策についても相談しておくと安心ですよ。