対面キッチンのメリット
人気が高い対面キッチンに憧れているという人も多いかもしれませんが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
実際に対面キッチンを選んでよかったという人もいれば、予想よりも使いにくかったと感じる人もいます。
自分や家族にとってもメリットであるかどうかをしっかり確認しましょう。
対面キッチンの一番のメリットは、料理をしながらリビングやダイニングを見渡せるという点です。
壁付けキッチンだと壁の方を向いて調理するため、料理中に家族とコミュニケーションを取りにくいのが難点。
一日のうちキッチンに立っている時間は長いため、特に小さいお子様や高齢の方、ペットがいる場合は料理中に目を配ることができたら安心です。
対面キッチンはリビング側から手元が隠れるのもメリットの一つです。
壁付けキッチンは来客時にキッチンの中が丸見えになってしまいます。しかし対面キッチンはカウンターに高さがあるため、キッチンの中だけではなく手元も隠れます。
料理を出すことのない来客であっても、洗い物が溜まっていたり片付けをしていなかったりすると見られたくありませんよね。
料理を出すことがある来客であれば、料理中の手元を見られるのが恥ずかしいという人もいるかもしれません。
壁付けキッチンでは横移動のみで作業をしなければなりませんが、前後にも動くことができて作業しやすいのが対面キッチンの特徴です。
対面キッチンでは、シンクと調理台、コンロを前にして立つと、通路を挟んで後ろ側にカップボードや収納を設置することができます。背面収納から出した食器をカップボードの上に置いておくと、コンロから振り向くだけで簡単に盛り付けることができます。
まとめ
壁付けキッチンと比べて対面キッチンでは料理をしながらリビングやダイニングを見渡すことができ、家族とのコミュニケーションを取りやすい特徴があります。
その一方で広いスぺースが必要であったり、臭いが広がりやすいというデメリットも。
作業スペースだけではなく通路幅や背面収納、臭いの対策も考慮して選ぶようにしましょう。